もくじ
FPに相談する前に
国家資格であるFP技能士は大きく3段階あり、最も難しい1級FP技能士から3級FP技能士まで難易度はかなり異なります。より上位資格を持っている方が知識量は豊富であると言えます。将来設計に欠かせない公的年金や住宅ローン、不動産に関しての相談には、幅広い知識が求められます。FP資格を保有している人は保険会社であったり保険代理店に勤務している人が多く、FP業務を行うための充実したツールを各保険会社が提供していることもあり、将来設計のためのシミュレーションをしっかりしてもらえるでしょう。保険の相談相手の選び方
FPに相談するなら、まずはライフプラン設計から
ライフプランが決まっていないまま、保険の設計をするのは難しいことです。順番としてはライフプラン設計をたて、家計の見直しを行い、その上で保険の見直しをするとスムーズでしょう。
将来の設計図を描くことにより、今の家計をどうすべきかが明らかになります。そして、ライフプラン設計を阻害する事態への対策として、保険を検討することは有効です。
FPへの相談内容で多いものは?保険?住宅ローン?教育費?
FPへの相談内容として、主なものに家計の見直しについてがあります。その他に、ライフプラン設計、生命保険の見直し、住宅ローン・教育費についてなどもよく相談される事項です。結婚後や子どもが生まれた時に家計や将来設計を考えるという人が多いため、30代前後でのFPへの相談は増加傾向にあります。
FP相談前の準備でオススメなこととは?
重要なことは、相談するFPに自分自身の現状を十分に把握してもらうことです。そのため、家計簿をつけている場合は1年分の家計簿、加入している保険証券、預金残高がわかるものなどを準備しておくと良いでしょう。
また、ローンや借金がある場合はその残高も把握しておかなければなりません。家計簿をつけていない場合は、1ヶ月の収支がわかるものを作っておきましょう。FPに相談をすることで、自分自身や家計の現状把握ができるようになります。自分が将来やりたいことに向けて、今やるべきことが見えることにもなるのです。将来を見据えた家計の見直しをするためにも、まずはライフプラン設計について、相談してみることをおすすめします。
FP相談をする上で、どのようなタイミングで保険を見直せばいいのか等は下記記事よりご確認ください。保険相談はFPにするのがいい?その理由とは
頼りになるFPの存在
「お金のことを相談できる場所やサービスがある」ことをご存じですか?
資産形成・家計見直しのプロフェッショナルとして、ファイナンシャルプランナー(FP)がいます。FPに相談することで、お金のお悩みやご不安の解決法のヒントが得られるかもしれません。
ご自分で調べるだけでは不安だという方は、「FPに相談する」という選択肢も検討してみませんか。
おさらい
- FPへの相談内容で多いものとして、家計の見直し、ライフプラン設計、生命保険の見直し等があります。
- スムーズに相談するためにも、家計簿や保険証券など、相談内容にあった物を準備しておきましょう。
- 家計や保険の見直しをするためにも、まずはライフプラン設計を立てることが大切です。