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生命保険とタバコと保険料の関係とは?

生命保険とタバコと保険料の関係とは?

この記事の早わかり要約

  • 生命保険には、タバコを吸っていない人の保険料が割引きされる商品が存在します。 
  • 非喫煙者割引が適用されるためには、最低でも過去1年間喫煙をしていないという事実と、コチニン検査という検査をパスしなくてはいけません。 
  • 生命保険の選び方に非喫煙者割引がある生命保険を取り入れることによって、禁煙を促すことができるだけでなく、家族の健康、家計の節約に繋がります。 

生命保険とタバコの関係

タバコは体に良くない、という考えは数十年前にくらべて世の中に浸透してきています。

 

喫煙者の方は「タバコは百害あって一利なし!」という言葉を耳にタコができるほど聞かされているかもしれませんね。 しかし「タバコは健康に良くない」というのは、生命保険でもはっきりと示されているのです。

 

今回は、タバコと生命保険の関係についてご紹介します。

 

タバコを吸う人は吸わない人より保険料が割高に?

タバコを吸っているからという理由で、生命保険に加入できない、なんてことはありません。しかしタバコを吸っていると健康上のリスクが高くなるため、保険料が割高になってしまいます。

 

というより、「タバコを吸わない人の方が、保険料の負担が軽くなることがある」という方が正確かもしれません。

 

生命保険に加入する際には、健康状態の申告(告知)や医師の診査などが必要です。

 

そして、生命保険会社が定めた「健康体」の基準に当てはまる人であれば、保険料が割安になる商品があるのです。

 

その中には「喫煙の有無」を、健康状態を判断する基準のひとつにしている保険会社もあり、その場合、タバコを吸わない人の保険料が割り引かれます。

 

非喫煙者料率

「非喫煙者料率」が設定されている場合、過去1年間(2年間の場合もあります)タバコを吸っていなければ、通常より低い保険料率が適用されます。

 

つまり、これがタバコを吸わない人の保険料が軽減される仕組みです。喫煙者の方が病気になる確率が高い、喫煙者の方が非喫煙者より平均寿命が短い、という調査結果が根拠になっています。

参考:日本生活習慣病予防協会

 

優良体(健康体)料率

続いては「優良体(健康体)料率」。身長・体重・血圧・尿検査等について一定の基準を満たしている場合、通常より低い保険料率が適用されるというものです。ここでも健康は何にも勝る節約術になります。

 

さらに、「非喫煙者料率」と「優良体(健康体)料率」が合わさった「非喫煙優良体」になると、より低い保険料率が適用される場合もあります。

 

どうやって検査するの?

こういった割引制度がある生命保険に加入する場合、タバコを吸っているかどうかを確認するために、ニコチンを検出する「唾液検査」(コチニン検査)を受ける必要があります。

 

“コチニン”とは、タバコに含まれるニコチンが人間の代謝によって変化し、体内に残留したものです。検査によってコチニンの体内残留量を調べ、タバコを吸っていないということを科学的に証明するのです。

 

そしてこの唾液検査ですが、第三者の目の前で検査を行うため、保険会社の方やFP(ファイナンシャルプランナー)と対面式で申込みを行うことが一般的です。

 

過去の喫煙歴についての告知を行い、保険会社による唾液検査をクリアできれば、割引された保険料で保険に加入できることになります。

 

過去の喫煙歴はどう影響する?

以前はタバコを吸っていたけれど、今は禁煙している人の場合はどうでしょう?

 

保険会社は、過去1年間など、保険会社の定めた期間内に喫煙がなかったかを告知の際に確認しています。禁煙中の人はまず、禁煙を開始してから1年以上経過していることが最低条件となります。

 

稀にですが、1年以上禁煙していた人でも陽性反応が出てしまう場合や、禁煙して間もない人が陽性にならないことがあります。タバコを吸っていないのに陽性反応がでてしまう理由としては、検査前日や当日の受動喫煙の可能性が考えられるそうです。

 

ちなみに、1年以内に喫煙していたにも関わらず告知しなかった場合、告知義務違反となります。

 

当然やってはいけないことですし、保険金が支払われなくなってしまったり、契約が解除になったりする場合もありますので、保険会社への告知は正直に正確に行いましょう。

 

タバコ代&保険料の節約で、家計に優しく!

それでは、非喫煙者の時に保険に加入し、その後タバコを吸うようになった場合はどうなるのでしょうか?

 

実は加入後に喫煙者になったとしても、加入した時点で非喫煙者であれば保険料は割安のままです。もちろん保険金にも影響はなく、万一の時にはきちんと支払われます。

 

とはいっても、毎月、毎年の固定費として支出が続く保険料。少しでも負担を少なくすることができれば、家計は大助かりですよね。タバコ代と保険料をどちらも節約できれば、年間数万円単位での節約が可能になるかもしれません。

 

健康のためだけでなく家計のためにも、禁煙を決意してみてはいかがでしょうか?

 

タバコは多くの人が親しんでいる嗜好品ですので、「悪いものだ」と一概に言い切れるものではありませんが、「タバコと保険」についての関係を知ることは、タバコとの付き合い方を考えるきっかけになるかもしれませんね。

 

ここでは、保険とタバコの関係性について詳しく見てきましたが、保険加入の前に知っておきたいポイントは他にも多数あります。保険加入に影響がある職業もありますので、下記よりご確認ください。

保険加入のポイントとは?健康状態や職業の影響は?

 

頼りになるFPの存在

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ご自分で調べるだけでは不安だという方は、「FPに相談する」という選択肢も検討してみませんか。

 

 

おさらい

  • 生命保険には、タバコを吸っていない人の保険料が割引きされる商品が存在します。
  • 非喫煙者割引が適用されるためには、最低でも過去1年間喫煙をしていないという事実と、コチニン検査という検査をパスしなくてはいけません。
  • 生命保険の選び方に非喫煙者割引がある生命保険を取り入れることによって、禁煙を促すことができるだけでなく、家族の健康、家計の節約に繋がります。

(最終更新日 : 2018年11月12日)

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