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結婚は保険の見直しのタイミング!夫婦で保障内容をよく確認

結婚は保険の見直しのタイミング!夫婦で保障内容をよく確認

この記事の早わかり要約

  • 結婚のタイミングで夫婦お互いの保険内容を見直し、今後の生活費や子どもの養育費など、早いうちから将来のライフプランをよく話し合っておきましょう。
  • 男性は、万が一のことがあったときに、残された家族が生活していけるよう生命保険の検討を、女性は妊娠前に医療保険の加入の検討をしておくと安心です。

ライフステージの中でも大きなイベントである結婚。今回は、結婚の機会に見直しておきたい保険のポイントを確認していきましょう。

パートナーと一緒に保険の内容を確認

まずは、夫婦お二人が加入している保険の内容や状況を確認することから始めましょう。
それぞれが加入している保険の内容を見直し、保障の過不足をチェックしましょう。
この作業を行うことによって、万が一の時に「加入していること自体を知らず、保険金を受け取れなかった!といった事態を防ぐこともできるので、結婚の際には必ず行いましょう。

【結婚に伴う保険見直しの主なポイント】

・お互いが加入している保険の内容、保障範囲の見直し
・保険金受取人や指定代理請求人の名義を配偶者に変更
*指定代理請求人とは、保険に加入している人が、特別な事情(保険会社の規定による)で、保険金等の請求ができない場合、代理で請求を行う人のことを言います。

結婚したらすぐに見直したいポイント「生命保険(死亡保障)」

夫婦二人が共働きで、将来子どもがほしいと考えている場合には、年齢が若く、保険料が安いうちに必要な保障を備えておくと安心です。
夫婦のどちらかのみが働いている場合には、もしもの時に残された家族が生活していけるよう、生命保険への加入を検討しましょう。
今後の生活費や子どもの教育費など、必要となる金額すべてを生命保険で補うというわけではなく、社会保険などの公的保障も念頭に置きつつ、考えるようにしましょう。
必要保障額は配偶者の就業状況や子どもの有無で大きく変わりますので、夫婦で将来のライフプランをよく話し合って、これまでの保障内容を見直しましょう。
また、必要保障額を算出するのは難しいものです。FPなどのプロに相談するのも良いでしょう。

女性が妊娠前に見直すポイント「女性向けの医療保険」

将来子どもがほしいと考えている場合には、医療保険への加入を検討しましょう。
妊娠中や出産後では、保険に加入できない場合や条件が付いてしまう可能性がありますので、妊娠前に加入の検討をすることをオススメします。
たとえば、妊娠高血圧症候群での入院や帝王切開などの費用も、妊娠中や出産後の加入だと保障されないケースが大半です。
また、年齢が増すほど乳がんや子宮がんなどの疾患のリスクが上がりますので、女性特有の病気に手厚い保険も検討してみると良いでしょう。
加入条件や保障内容などは保険会社や保険商品によって様々です。妊娠前に医療保険の加入の検討や、既に加入している人は見直しをすると安心です。
女性の医療保険の選び方 4つのポイント

子どもが生まれたら見直すポイント「生命保険と学資保険」

「もしも」のときのための生命保険を備えておきたい期間は、子どもが生まれてから独立するまでの期間です。
また、経済的に負担の大きいものに「子どもの養育費」と「教育費」があります。
教育費に関して言えば、公立の場合では幼稚園から大学までで約1,000万円、私立の場合であれば2,000万円以上かかると言われています。
文部科学省 平成30年度子供の学習費調査
日本政策金融公庫 教育費負担の実態調査結果(令和元年度)
しかし、死亡保障は遺族年金や会社からの保障があることも考えられるので、まずは生命保険の必要保障額がどのくらいなのかを知ることから始めましょう。
遺族年金とは?いつまでにいくら受給できる?
また、同時に、学資保険も検討すると良いでしょう。
学資保険にも種類がありますが、資産形成機能があり、一定の期間を過ぎれば支払った保険料よりも多くのお金を受け取ることができるタイプもあるので、計画的に教育費を準備したいと考えている方には適しています。
ただし、途中で解約すると解約返戻金は支払った保険料を下回るケースが多いのでよく検討しましょう。
その他、老後に備えての個人年金保険など、結婚後は様々な保険の見直しをするタイミングが多くあります。
ご夫婦できちんと話し合いながら、納得のいく保険選びをしましょう。

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おさらい

  • 結婚のタイミングで夫婦お互いの保険内容を見直し、今後の生活費や子どもの養育費など、早いうちから将来のライフプランをよく話し合っておきましょう。
  • 男性は、万が一のことがあったときに、残された家族が生活していけるよう生命保険の検討を、女性は妊娠前に医療保険の加入の検討をしておくと安心です。

(最終更新日 : 2024年8月23日)

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