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定期保険と終身保険 医療保険の選び方

定期保険と終身保険 医療保険の選び方

この記事の早わかり要約

  • 医療保険は、保険期間が一定期間である「定期型」と一生涯続く「終身型」の2つに大別することができます。
  • 「定期型」は、終身型に比べて保険料が安く、見直しがしやすいという特徴がありますが、更新の度に保険料が上がっていきます。
  • 「終身型」は、定期型の同年齢と比べて保険料が高額になりますが、契約時からずっと変わらない保険料で一生涯の保障を受けることができます。

定期型と終身型のポイント

医療を取り巻く環境の変化により、医療保険の内容も多種多様なものになってきました。医療保険への加入を検討しているけど、どれがいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。医療保険は、保険期間が一定期間である「定期型」と一生涯続く「終身型」の2つに大別することができます。定期型と終身型、大きな違いは保障される期間が一生涯か否かです。保障期間に違いがあるため、保険に加入する際の年齢とライフスタイルが保険を選ぶ際に重要になってきます。いずれにも長所と短所があり、どちらを選ぶかは人それぞれ。そこで、医療保険を選ぶ際のポイントを整理していきましょう。医療保険に種類はあるの?特約の種類もさまざま

定期型は、最低限の保障と安い保険料が魅力

定期型の保障期間は、一般的に3年や5年で、長いものでは10年以上のものがあります。保障内容はシンプルで、最低限の保障を比較的安い保険料で得ることができます。定期保険は、保障期間が区切られているため、保険の見直しがしやすいことも特徴です。保険料は、若年層であるほど安いのですが、更新時の年齢に応じてその都度見直され高くなります。また、60歳以上になると加入要件に年齢制限を設ける保険もあります。働き始めの20代や独身の人は、「若くて健康だから定期保険で十分」「保障内容は最低限でいい」と考える人もいるようです。
また、収入が安定しなかったり、子どもが小さかったりと、医療費支出を増やしたくないけれど、万が一に備えたいという家計の事情にも対応した医療保険であるともいえます。定期保険についてさらに詳しく知りたいという方は下記記事よりご確認ください。定期保険とは?種類と特徴をわかりやすく解説
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終身型は、長生きしても一生涯の安心がついてくる!

現在、日本人の死因第1位であるがんは、一生のうち2人に1人が患うといわれています。終身型の保障期間は一生涯であるため、長い人生の中でいつがんになっても対応できるように、がんに対する特約付きの保険商品も多く存在します。終身型の医療保険は、加入時の年齢によって保険料が変動します。同年齢で定期型と終身型を比較すれば、終身型の方が高くなります。保険料が高いため、途中で見直しがしづらいという面もあります。また、見直した場合には、再加入時の年齢で保険料が計算されます。
しかし、契約時からずっと保険料が変わらないため、退職後に収入が減ったときに、想定外に保険料が上がり、家計を圧迫するという事態も避けられます。

終身型は、有期払いと終身払いの2タイプ

終身型の保険は、保険料を一生涯払い続ける終身払いタイプと、保険料の払込期間が一定期間・一定年齢までと決まっている有期払いタイプの2つに分かれます。終身払いと有期払いのどちらにするかは、加入時の年齢が大きく関わってきます。
例えば、契約時の年齢が30代までで、払い込み完了の時期が60~65歳であれば、退職後の負担が軽減されるため有期払いに、40代以降であれば月額保険料を安く抑えるためにも、終身払いにというように考えることができます。syushin下記に終身保険のポイントをまとめました。ぜひ検討のご参考にしてみてくださいね。終身保険の選び方のポイントとは?

定期保険も終身保険も契約時の年齢が保険選びの大きな目安に

あなたの家計では、定期型と終身型とどちらが適しているでしょうか。今まで見てきたとおり、どちらがいいかは個々のライフスタイルやライフステージによるため、一概にはいえません。
ただ、契約時の年齢が保険料に大きく関わってくるため、保険を選ぶ際の大きなポイントとなってくることは間違いありません。自分の家庭に合った保険のタイプを知るためにも、専門知識を有するFP(ファイナンシャルプランナー)などのプロに相談するのも良いでしょう。

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おさらい

  • 医療保険は、保険期間が一定期間である「定期型」と一生涯続く「終身型」の2つに大別することができます。
  • 「定期型」は終身型に比べて保険料が安く、見直しがしやすいという特徴がありますが、更新の度に保険料が上がっていきます。
  • 「終身型」は定期型の同年齢と比べて保険料が高額になりますが、契約時からずっと変わらない保険料で一生涯の保障を受けることができます。

(最終更新日 : 2024年10月9日)

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