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旅行積立を活用してお金を貯める仕組みづくりを

旅行積立を活用してお金を貯める仕組みづくりを

この記事の早わかり要約

  • 旅行積立は、積み立てた金額にサービス額を上乗せし、旅行券などとして満期時に受け取れる商品です。
  • 旅行積立を活用するとお金が目的別に色分けできるので、お金を貯める仕組み作りがしやすくなります。

仕事の疲れは旅行で発散、毎日の家事のご褒美は家族との旅行など、旅行をモチベーションにしている人も多いのではないでしょうか。今回は、「旅行積立」について詳しく見ていきましょう。

旅行積立とは?

旅行積立とは、旅行会社や航空会社に満期までお金を積み立てて、満期の時にサービス額(銀行預金でいう利息のようなもの)をプラスした旅行券や商品券が受け取れる商品です。その他、一部の会社では旅費の足しにしたり、グループ会社の商品を購入したりすることができるところもあります。月々3,000円や5,000円と少額から始めることができ、毎月払いや一括払いなど支払い方法も選ぶことができます。
メリットは、高いサービス額です。満期時に上乗せされるサービス額は会社や条件によって異なりますが、年利0.8%から2%以上のものまで高い利回りが魅力です。年利3.8%のハワイ専用プランもあり、目的が決まっていればお得に貯めることができます。※2017年8月現在
旅行積立のデメリットとして、積み立てたお金は預金ではないので、会社が潰れてしまったらお金は戻ってこない可能性があります。また、積み立てた会社以外での支払いはできません。旅行積立の会社を選ぶ基準となる代表格は「信用度、利回り、使い勝手」の3つではないでしょうか。信用できる会社か、利回りを優先してサービス額が高い会社を選ぶのか、それとも自分が利用している使い勝手の良い会社を選ぶのかをよく検討してください。メリット、デメリットを理解して自分に合った会社を選びましょう。

金利だけじゃない、旅行積立のメリット

旅行積立はサービス額(利回り)がメリットですが、効率よくお金が貯められる効果もあります。旅行代は支払い金額も比較的大きいため、ボーナスに頼ったり、せっかく貯めた預貯金から引き出したりしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?お金を貯めるコツは、「計画性」と「目的別に貯めること」です。旅行積立を活用すると、お金を貯める仕組みを作ることができます。お金を目的別に色分けし、ボーナスや預貯金からの補てんをなくし、計画的に管理できる預貯金が減らない家計をめざしましょう。旅行積立は、低金利時代の心強い味方。増やすだけではなく、家計管理にも役立ちます。旅行が好きな人、旅行の資金をどうやって捻出すればいいかわからない人は、旅行積立を上手に活用してみてはいかがでしょうか。

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おさらい

  • 旅行積立は、積み立てた金額にサービス額を上乗せし、旅行券などとして満期時に受け取れる商品です。
  • 旅行積立を活用するとお金が目的別に色分けできるので、お金を貯める仕組み作りがしやすくなります。

(最終更新日 : 2021年1月5日)

執筆者

荒木 千秋

ファイナンシャルプランナー、大阪電気通信大学金融経済学部特任講師

現在は、同大学の講師を中心としながら、お金に関する個別相談や、WEB媒体の執筆、女性向けセミナー等を開催。

メガバンクにて、富裕層や法人オーナーを対象とした投資相談業務に従事した経験により、金融商品の販売側と一般の投資者側の両方の視点に立ったお金の知識を伝えることをモットーにしている。

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