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貯蓄管理できていますか?貯まる仕組みを作る方法

貯蓄管理できていますか?貯まる仕組みを作る方法

この記事の早わかり要約

  • お金を貯めることにまず必要なのは、「貯蓄の土台作り」です。
  • 自分に合った家計管理法を見つけて、お金が貯まりやすい仕組みを作りましょう。

貯蓄の土台になるものは?

「思わぬ出費や、浪費でお金がなかなか貯まらないな」と思っていませんか?お金を貯めるには「貯蓄の土台を作ること」が何よりも重要です。どんなことでも土台がグラグラしたままでは上手くいかないように、貯蓄も土台がしっかりしていなければいつまで経ってもお金が貯まることはありません。貯蓄の土台を整えることから始めましょう。何と言っても、貯蓄の土台になるのは“家計管理”です。それぞれの目的別に家計管理方法を見ていきましょう。

気軽に貯めたい人

家計管理に時間と手間を取らずに気軽に貯めたいという方は、週ごとの予算を決める家計管理に取り組んでみてください。この方法は、細かな管理をしなくてもお金を管理できるのが特徴です。週ごとに使える金額を決めて、その予算だけをお財布にいれてやりくりします。たとえば、1週間の食費は1万円と決めたなら、1万円以内でやりくりする方法です。予算内で過ごせていれば問題はありませんし、予算オーバーした時は、何が原因だったかの原因追求が必要です。
この方法のポイントは、家計費用の財布と、自分のお小遣い用の財布を完全に分けること。安易な予算追加は厳禁ですよ。

ムダ遣いを減らしたい人

ムダ遣いをしている自覚がある方は、ムダ遣いを見つけることから始めましょう。方法は簡単、レシートを振り返るだけでムダ遣いがなかったかを確認することができます。レシートを捨てずに保管しておき、1週間のレシートが貯まったら、買い物の内容を確認しましょう。必要な買い物の横には「〇」を、何で買ったかわからないものや不必要だった買い物には「×」をつけてください。仕分けが終われば最後に「×」の金額を合計して終了です。積み重なった金額の多さに気づきがあるはずです。この方法に慣れてきたら、1週間を1ヶ月に延ばすなどして調整をしてみてください。日常的なムダ遣いが発見できれば、徐々にムダ遣いを減らしていき、その分を貯蓄として貯めていきましょう。

きっちり貯めたい人

きっちり貯めたい方は、家計簿を始めてみてはいかがでしょうか。家計簿は続かないかもと不安が残る方は、「お金の収支だけではなく日記や気づきを記入する」「お気に入りのペンで書く」「SNSにアップしてモチベーションを保つ」などの工夫を加えるとやる気がアップしますよ。また、デジタル派の方は家計簿アプリなどを利用すると、通勤時や隙間時間に家計簿チェックができて、時間を有効に使うことができます。それでも、家計簿をつけているだけでは、お金は貯まりません。「予算内に収まりそうか、ムダはないか」と振り返り、改善することでお金が貯まる仕組みができます。家計簿をつけることで、自分のお金の使い方を振り返る時間を持つことを大切にしてください。「なんとなく貯めたい」ではなく、「お金を貯めよう!」と決めた人は、普段の行動にも変化が生まれ、お金が貯まりやすくなります。自分に合った家計管理方法を見つけ、貯まる仕組みを作りましょう。

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おさらい

  • お金を貯めることにまず必要なのは、「貯蓄の土台作り」です。
  • 自分に合った家計管理法を見つけて、お金が貯まりやすい仕組みを作りましょう。

(最終更新日 : 2020年12月31日)

執筆者

荒木 千秋

ファイナンシャルプランナー、大阪電気通信大学金融経済学部特任講師

現在は、同大学の講師を中心としながら、お金に関する個別相談や、WEB媒体の執筆、女性向けセミナー等を開催。

メガバンクにて、富裕層や法人オーナーを対象とした投資相談業務に従事した経験により、金融商品の販売側と一般の投資者側の両方の視点に立ったお金の知識を伝えることをモットーにしている。

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