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学資保険はいつから入る?加入タイミングをチェック

学資保険はいつから入る?加入タイミングをチェック

この記事の早わかり要約

  • 支払いの面から考えても学資保険への加入はできるだけ早く検討するのが良いでしょう。
  • 妊娠中でも加入が可能な学資保険もあるので、比較的時間のとれる出産準備中から検討しておくと安心です。

教育費準備のための学資保険

大学卒業までにかかる子育ての費用は子ども一人で、最低でも約1,000万円以上かかると算出されており、計画的な貯蓄が必要になってきます。
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そこで、重要になるのがお金の貯め方です。
今回はその手段として学資保険について詳しく見ていきましょう。
学資保険は子どもの成長に合わせて給付を受けることもできる保険ですので、加入するタイミングが重要です。
文部科学省 平成30年度子供の学習費調査
日本政策金融公庫 教育費負担の実態調査結果(令和元年度)

万が一のときの備えにもなる学資保険

いつから加入すべきなのかをお話しする前に、まず学資保険について整理してみましょう。
学資保険とは子どもの教育費などに掛かるお金を準備することを目的としたものです。
保険加入時に決めた時期、例えば子どもの入学や卒業の時期などにまとまったお金を受け取ることができます。
また、契約者や被保険者の万一のことを保障する内容の商品もあり、万が一のときのための備えとしても活用可能なのです。

加入するタイミングは可能な限り早く

やはり、気になるのは加入のタイミングではないでしょうか。
「その時の返戻金の利率を見極めるべき?」とか「子どもの様子を見て決めた方が良い?」などと、いつから加入するのが良いかを悩んでしまうかもしれませんが、加入するのであれば、出切るだけ早くが良いでしょう。
それは、その分支払期間が長くなるので、月々の支払い額を抑えることができるからです。
加入時期が遅くなればなるほど、保険料払込期間が短期間になり、毎月の支払う金額が高くなるので注意が必要です。

プランによっては妊娠中に加入できる学資保険も

学資保険は子どもが0歳の時から加入できますが、上限については6歳までのものもあれば、10歳でも加入できるものもあり、保険会社・商品によって様々です。
また、妊娠中でも加入できる商品もあります(出産予定日の140日前から加入可能)。
なお、特約で子どもに医療保険がつけられる商品の場合は、出生後にその医療保険を付け加えることになるので、必要な場合は忘れないように気をつけましょう。

学資保険の加入・比較検討は妊娠中がオススメ

妊娠中に学資保険に加入するメリットはいくつかあります。
まず、出産後は何かと慌ただしいものです。
生活・子育てをしながら、学資保険加入のために必要な書類を揃えることはなかなか難しいこともあるでしょう。
育児に忙しい中では学資保険にまで気が回らず、落ち着いた頃にと思って数年が経過してしまい、月々の支払い額が大きくなってしまった…なんてことにもなりかねません。
その点、妊娠中は比較的時間の余裕もあるので、夫婦で話し合い、比較検討をすることもできますし、手続きなどもスムーズに進めやすく、加入するにはオススメの時期と言えます。

妊娠中の加入は経済的メリットがたくさん

妊娠中に学資保険に加入することで、得られる経済的メリットもあります。
商品にもよりますが、保険に加入することで契約者の保障が同時に始まるタイプのものがあります。
例えば、妊娠中に学資保険に加入した時の契約者が夫で、不慮の事故などで契約者が死亡してまった場合、その後の保険料は免除となり、さらに満期金やお祝い金を受け取ることができます。
他にも契約者に万が一の事があったとき、保険が満期を迎えるまで育英費が給付される育英年金など、万が一の時により手厚く保障できるものもあります。
ご加入時には商品内容を詳しくチェックしてみましょう。
また、あまり考えたくはありませんが、もしもお腹の赤ちゃんが亡くなってしまった場合、契約が無効となり払い込み済みの保険料も返還されます。
このように、妊娠中の学資保険加入には経済的メリットがたくさんあるのです。
しかし、保障が厚くなるほど一般的に保険料も高くなりますので、商品の特性等をよく見極めるようにしましょう。
加入するタイミングが決まったら、受け取るタイミングについてもしっかりと考えておきたいものです。事前によく確認しておきましょう。
学資保険の加入時期と受け取りタイミングはいつがいい?

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おさらい

  • 支払いの面から考えても学資保険への加入はできるだけ早く検討するのが良いでしょう。
  • 妊娠中でも加入が可能な学資保険もあるので、比較的時間のとれる出産準備中から検討しておくと安心です。

(最終更新日 : 2024年10月9日)

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