前島 香苗

Kanae Maeshima

イソップ童話に出てくる「アリとキリギリス」のお話。
堅実で真面目なアリの生き方が正しいともとれるお話でしたが、キリギリスのように楽しい時間があるからこそ充実した暮らしが送れるのではないでしょうか。
現在を楽しみながらも将来への備えも忘れない、アリとキリギリスの生き方を両方兼ね備えた生き方が理想であると私は考えます。

Q. どのような相談が多いですか？

始まりは保険のご相談だったり、住宅ローンのご相談だったりするのですが、さまざまなことをお話ししていると「うちの家計は大丈夫？」といった家計に関する内容のお話になることが多いです。
そして家計のお話をしていくうちに、お客さま自ら貯蓄をすることの大切さにお気づきになります。
貯蓄だけでは対応できないような、いざという時のために貯蓄と備えの両面からお話をさせていただいています。

Q. 印象的だった相談内容

奥さまが初めにお一人でいらっしゃって、ご夫婦の保険に関するご相談をいただきました。
奥さまはご主人さまと同額位の死亡保障に入りたいとのご意向でした。
専業主婦の方でしたので理由をうかがうと、「うちは子どもがいないので、私がいなくなったら主人は一人ぼっちになってしまう。せめてゆっくりしてもらえるだけのお金は遺したい」ということでした。
ご主人さまへの深い愛を感じるご相談でした。

Q. お客さまに伝えたい、ココだけのお金の話

「稼ぐに追いつく貧乏なし」ということわざがあります。
「常にまじめに働いていれば貧乏することはない」という意味ですが、本当にそうでしょうか。
現代社会では一生懸命働いても誘惑が沢山あるため、稼ぐ速度に使う速度があっという間に追いついてしまう、ということがよくあります。
稼ぐ速度と使う速度を常に意識しながら、使うお金、備えるお金、育てるお金というように分類していくことが大事です。
お金に関する感覚、「マネーセンス」をどんどん磨いていきましょう。

Q. 一言メッセージ

「将来はこんな暮らしがしたい」という夢や目標など、何でもお話しください。
お客さまとはご相談の時だけではなく、いろいろな場面でお役に立てるよう、末永い関係を築いていきたいと思っております。