中嶋 慈美

Hiromi Nakashima

相続、社会保険、資産形成のセミナーで講師を務めています。一人ひとりにとってベストな答えは違うからこそ、相談相手であるFPは誠実であるべきだと思っています。

Q. どのような相談が多いですか？

資産形成と運用に関しての相談をされる方が１番多いです。銀行に預金しても金利は低く、物価上昇によってむしろ現金の価値は目減りする時代です。徐々にそのことが皆さんに認識されつつあるのだなと実感しています。
次いで多いのが相続です。専門的な知識が必要になる、且つほとんどすべての方に関わりのあることです。もめない相続の視点でアドバイスをさせていただいています。
その他では、住宅ローンや公的年金の繰り下げなど、生活資金に直接関わることのご相談をいただいております。

Q. 印象的だった相談内容

シングルファーザーで、３歳のお子さんを育てている方のご相談が印象に残っています。
仕事と育児の合間の限られた時間の中で、保険の見直しや子供の教育資金を考えている方でした。大切なことを短時間で伝えることに加え、様々なリスクを無理のない保険料でご案内することには工夫が必要でしたが『初めて説得されたのではなく、納得して保険の契約をしたよ。』との言葉をいただきました。
お客さまに成長させてもらっているのだと実感したご相談です。

Q. お客さまに伝えたい、ココだけのお金の話

お金は『作る・守る・育てる』の３本の柱が必要です。
①作る　会社で給料をもらう、または会社経営やフリーランスで働く
②守る　大病や事故、大きな災害のときのための緊急資金や家族の生活を守る
③育てる　作ったお金を元手に増やしていく
この３本の柱がしっかりしていれば、お金で漠然とした不安を抱えることはなくなります。現状がわからないと３本柱の組み立て方は出来ません。今の生活でのお金の見える化がライフプランというものになります。ぜひ皆さんに作ることをお勧めしています。

Q. 一言メッセージ

専門用語は最低限に、わかりやすさを追求し続けています。