佐藤圭佑子FPインタビュー

大切なのはお金を貯める仕組みづくり。いかに無意識に貯めるかがポイント

1980年東京都出まれ。金融機関、ディーラー、外資系保険会社での勤務を経験。その後、FP転身後、独立。お客さまのためになるならと、自身の入院経験や、株で失敗した経験も赤裸々に話すスタイル。お金の話=人生の話と捉え、お客さまの人生を支えていくという強い思いを持ちながら活動している。2級ファイナンシャル・プランニング技能士、相続診断士などの資格を持つ。日々の楽しみは旦那さまとの晩酌、趣味は旅行。

お客さまの人生を一生守っていきたい

佐藤FPがファイナンシャルプランナー(FP)になられたきっかけはどのようなものですか?

実は、最初に働いていた職場のときに体調を崩してしまい、入院、手術をしたことがあるんです。働くことは好きですが、体を壊してしまっては元も子もないと思い、入院をきっかけに、体に負担の少ない職業に転職しました。

新しい職場で数年働いていて、ある時ふと思ったんです。ずっとこの仕事を続けていくべきかどうか、と。私は結婚しておりますが、できれば長く働いていたいと思っています。もちろん、その仕事をそのまま続けることもできたのですが、自分が生涯の仕事と思える仕事を探そうと、再度転職することに決めました。

転職を考えた時点で、保険は選択肢の1つにありました。以前、金融機関で勤めていたことがあるので、その知識が役に立つのではないかと思ったからです。

そんなとき、最初の会社のお客さまからお誘いいただいたことがきっかけとなり、保険の道に進むことになったのです。この道に入って今は7年目になりますが、もう転職は考えません。一生この仕事をしていくつもりでいます。

FPとして活動するようになって、驚いたことはありますか>

それは、いかにFPに話を聞きたい人が多いか、ということです。お若い方から、ご年配の方までみなさん同様に将来に対して不安を抱えていらっしゃるのです。

また、最近では20歳くらいの若いお客さまからのご相談も多くなりました。私自身がそうではなかったので、こんなに早いうちからしっかり考えていらっしゃるのかと、思わず感心してしまいます。理由として、不景気というものを肌で感じてきたというのもあるのかもしれませんね。

20~30代の方は、「年金をもらえるのか不安」、「心配だから今から貯金しておきたい」と、将来に対して不安に思われている方が圧倒的に多いです。特に就職されたばかりの方などはまだ収入もそこまで多くはないでしょうから、余計心配になるんですね。

FPという仕事の素晴らしいところは、お客さまの一生の担当ができるということです。お客さまの話を聞くと、「私が一生お守りします!」という気持ちが強くなります。

大切なのはお金を貯める仕組みづくり。いかに無意識に貯めるかがポイント

お客さまとはどのような話をされるのですか?

「木を見て森を見ない」というお客さまは意外と多いものです。ご自身でお調べになってかなりの知識をお持ちの方もいらっしゃいますが、私はお客さまの目的を達成するために、お金のプロという立場から全体最適になるように話をするようにしています。

また、女性は出産のために仕事を休んだり、辞めざるを得なかったりすることもありますよね。ですので、独身時代に上手に蓄えておくことが大切なんです。そのために肝心なのは「お金を貯める仕組みづくり」です。

その仕組みさえ作れてしまえば、あとは意外に簡単に貯められるものですよ。月々のうち、うっかり使っていたというお金ってありませんか?そういったお金をうまく貯めていくようにすればいいのです。いかに無意識に貯めるか、いかに上手にお金を貯められるかがポイントです。

”FP以上友達未満”が理想。すぐに頼っていただける距離感でいたい

お客さまにとって、どのようなFPでいたいと思っていますか>

めざすべきところは、”FP以上友達未満”です。お客さまですので、くだけすぎてしまってはいけませんが、結婚、出産、引っ越し、家を購入するときなど、困ったときにはすぐに頼っていただける距離感でいたいと思っています。

お客さまが安心して相談していただけるように、まずは私の人となりを知っていただくことから始めます。ときには、自分の失敗談をお話しすることもありますよ。

実際にどのようなことをお話しされるのか教えていただけますか>

私は以前、株やFXをしていました。しかし、仕事をしながらでしたので、なかなか株価がチェックできずに、気づいたらリーマンショックの大暴落に巻き込まれていたんです……。

まさか自分が何十年に一度の大暴落に巻き込まれるなんて夢にも思いませんでした。20代半ばの頃に数百万円の損をしてしまって。そのとき、株も投資もいいけど、分散することが大事だなと心底思いました。

また、私はそのとき保険が一番確実だなと思ったものです。こういったケースは稀だと思いますが、お客さまにはメリットだけでなく、リスクもあるということをしっかりとご理解いただくために、自分の経験をお話しすることもあります。

FPとして活動される上で佐藤FPのモットーは何ですか>

全てにおいて言えることですが、「知っててやらない」のと「知らなくてできない」のとでは、大きな違いがあります。「将来的に目減りするなんて知らなかった」、「もっとお金が貯まっていると思っていたのに全然貯まっていなかった」、「何百万円も払ったのに解約返戻金が思っていたより少なかった」等の声はよく聞きます。

「お金の話=人生の話」です。私たちFPは、お客さまの人生を左右するその場に立ち会えるんです。お客さまの人生をより良いものにできるかどうかは、私たち次第なんですよね。

お客さまの一生のうちには、例えば会社を辞めるなど不測の事態が起こらないとは限りません。月々の支払いで無理をして生活が圧迫されるのは本末転倒です。お客さまの生活スタイルを考慮しつつ、「お客さま自身が納得して、喜んでいただけるプランニングをすること」が私のモットーです。

お客さまがFPに会いに来てくださったそのときが、お客さま自身の幸せの第一歩。「知っててやる」のと「知っててやらない」のもまた大きな違いがあります。最終的なご判断をするのはお客さま自身です。ご自身にとって一番いいものをお選びいただくために、私たちは考え方のヒントをお伝えしているのです。

編集後記

旅行が趣味だという佐藤FPは、国内外よく行かれるそうで、昨年はお母さまと大阪に、旦那さまと熱海に行かれたのだとか。今年の5月には、ご両親の誕生日のお祝いに、旦那さまと4人で一緒に鴨川へ行かれるそうです。オンオフ切り替え上手な佐藤FPは、仕事のときには、お客さまの幸せのために100%全力投球です。お客さまの笑顔を見ると、「一生この仕事を続ける!」という思いがメラメラと芽生えてくるとおっしゃっていた佐藤FPは、優しさに溢れていました。

旦那さまとの晩酌が楽しみだという佐藤FP。ときにはお酒のランクがグレードアップすることもあるそうですよ。
2016年3月14日

マネードクターとは、ライフプラン、保険、年金、税金など、人生において大切なお金のことを、お金のプロ・ファイナンシャルプランナー(FP)にご相談いただけるサービスです。ご相談は一度きりではなく、かかりつけ医のようにいつでもお気軽に何度でもご相談いただけます。マネードクターのFPは一人ひとりの人生を豊かにする一生のパートナーです。